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「憲法を知ってみたい」「憲法を系統的に学びたい」と思われている、学生や社会人の皆さんを対象にした日本国憲法の基本書。

本書の構成は、ガイダンスを除いた14回の講義形式としています。
教室で講義を受けているような雰囲気で読み進めて頂ければ、より理解が増すでしょう。
丁寧な解説を心がけ、特に重要と思われる箇所については惜しまずに紙面を割きました。
より詳しく説明が必要と思われるところは、注釈にて追加説明を加えています。

なお、「精選」という名の通り、大学や短大の2単位授業の教科書としても使えるように、講義数に合わせてテーマを絞って取り上げています。
そのため、財産権、身体的自由権や地方自治などのテーマについては思い切って割愛しています。

また判例要旨については、基本的な23事案を本文中に取り上げ、注釈などでも幾つかの事案を紹介しています。