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痙攣性発声障害は声帯そのものには異常が無いのに発話に困難を覚える症状がある謎の障害とされる。
本書は多くの発声障害の改善例を輩出してきた発声専門教室で実際に行っているメソッドの公開本である。
従来の歌唱系ボイストレーニングや医療現場にはない新たな視点のボイストレーニング本。

発声障害の根本原因は「舌の力み」にあるとし、舌だけでなく、下顎、咽頭、喉頭などの発声器官の構造が、
声帯運動に与える影響を考えた画期的なメソッドが豊富なイラストや図解と共に書かれており、初心者でも簡単に実践できる。


声楽家でありながら医療資格を持ち、ボイストレーニング歴20年の著者が
多くの臨床経験の集大成として「発声の基礎」を分かりやすく記した。

このメソッドは痙攣性発声障害や過緊張性発声障害などのあらゆる機能性発声障害に対応でき、
声優やナレーター、歌手や俳優だけでなく、日常の発声を磨きたい方、音声訓練の指導者も必読の1冊。