本を探す

特別支援教育に携わり、子どものために日々奮闘するあなたの机上におくる、特別支援学級の教師からのメッセージ。

タイトルは、知的障害学級の授業実践、とテーマを絞っていますが、実践の中で苦闘している部分は、
他の肢体不自由教育や病弱・身体虚弱教育、視覚障害教育、聴覚障害教育、自閉・情緒障害教育にも共通するものと確信しています。
教育とはなにか、障害児教育とはなにか、といった根底的な部分を述べる理論編と、実践編の２部構成をとり、子どもと教師への希望を語ります。

障害をもった子どもたちの教育は、どんな子にも可能性を信じて、先生の人格と子どもの人格とが裸でぶつかっていくこと。そこに事務的な教育でない、「本当の教育の姿」を私は見出します。
チャイムが鳴っても「まだやりたい。またやりたい。」と子どもが言ってくれる授業を、一緒につくりましょう。
(はしがきより)