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本書は、福祉心理学を初めて学ぶ学生や相談援助職を目指す学生を対象とした、15回程度の講義に対応したテキストです。
対人援助とは、生活に困っている人や支援が必要な人に対して援助を行うことです。
福祉学においても重要な要素ですが、主な支援の場である各福祉分野のサービス利用者をより理解するため、心理的な側面からアプローチした学問領域が「福祉心理学」です。
本書は、この福祉心理学をベースに、福祉分野のサービス利用者に対する支援とその専門職を理解していただくこと、援助・支援の必要性と重要性を理解していただくことを目的に作製しました。
<「はしがき」より抜粋>