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ヴェルハーレン 時の三部作 「明るい時」「午後の時」「夕べの時」

《ベルギーの愛の詩》
 著 エミール・ヴェルハーレン
訳 阿部 孝子

価格 1,320 円(本体1,200円・税120円)

A5判 210頁 上製本
ISBN9784866936802 2022年12月01日発行

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ベルギーの詩人エミール・ヴェルハーレンの詩〈時の三部作〉、「明るい時」「午後の時」「夕べの時」を現代日本語に訳した。ヴェルハーレンは明治時代に活躍した詩人であり、ノーベル文学賞候補にも名前の挙がった、ベルギーを代表する作家である。彼は40代から50代にかけて、妻に寄せる思いを詩に綴った。それが〈時の三部作〉であり、熟年世代の愛の詩である。
三つの詩の中でも特に「夕べの時」については、本書が日本で最初の翻訳となる。巻頭には、エミール・ヴェルハーレンとその妻マルト・マサンの写真を収録した。これらの写真も本邦初公開となる。老いを迎える時の流れの中で、なお胸に熱く燃える愛の形が鮮やかに刻まれている。

2010年発売の同訳者・同名書籍の愛蔵版。

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