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出版のいろは

日本で本はどのくらい出版されている?

日本の年間新刊点数

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活字離れが進んでいると言われて久しい現在。
確かに、本を読む人は減ったかもしれません。
とはいえ、一方で書店に行けば、いまだにたくさんの新刊が出続けています。
毎日、新刊が出るので、書店のラインナップは1日ごとに変わっています。
では、そもそも日本では1日あたりどのくらいの新刊が出版されているのでしょうか。

1日あたりの出版数は……

現在、日本では毎年7万点もの本が出版されているというデータがあります。
これを365日で割ると1日あたりおよそ200点が出版されている計算です。
この中から話題が話題を呼んで何万部ものベストセラーになる本もあれば、あまり売れずに絶版になってしまう本もあります。
出版業界は常に熾烈な競争を迫られていると言えるでしょう。

本の出版点数は減っている?

皆さんは7万冊が毎年出版されていると聞いて、多いと思ったはずです。
とはいえ、最近は新しい本が出版されることが徐々に減ってきています。
書籍の出版点数は2013年がピークで、およそ8万点が出版されていました。
しかし、そこから点数はじわじわと減少し、令和2年には7万点を切ってしまいました。
この理由としては、まず出版不況が挙げられるでしょう。
現在は紙の本がなかなか売れない時代です。
実際、かつて紙書籍は一兆円を超える売上を記録していました。
しかし、現在では7,000億円程度にまで落ち込んでいます。
出版社としても、売れない本を出版し続けるのはリスクが高く、出版点数は減少を続けています。

電子書籍の台頭

また、最近では電子書籍が普及し始めていることも見過ごせません。
スマホやタブレットなどで気軽に見られる電子書籍を読む人は多いでしょう。
紙の本と違って物理的にスペースを取らないのも魅力的です。
もちろん、電子書籍と合わせて紙の本も出版するというのが現在の主流ではあります。
最近では電子書籍だけ販売して紙の本は出版しないというパターンも増えてきました。
もしかしたら今後もこの流れは続いていくかもしれません。

まとめ

活字離れが進んでいるうえに、出版点数までもが減っているのは事実です。
とはいえ、まだまだ紙の本は根強い人気があると言えるでしょう。
毎年およそ7万冊の本が出版され続けているというデータを見れば、依然として本好きが多いことが窺えます。

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